日本の森に関する情報

日本の森林について



日本は国土面積の67%が森林に覆われた世界有数(世界第三位)の森林国です。

日本の森林は約2500万haあり、そのうち約1300万haが天然林、1000万haが人工林、残りが竹林などです。

つまり、自然環境の観点から見れば、美しい景観と豊かな生物多様性を持つ国であり、産業的な観点から見れば、豊かな森林資源を持つ国と言えます。日本では、5~6万年の旧石器時代から縄文時代を経て現代に至るまで、森の恵みを受けながら我々生活し、木の文化を築いてきました。





森林浴(Forest bathing)

自然に囲まれた環境のなかで過ごすことは様々な効果があります。
例えば、ストレスレベルの低下ワーキングメモリーの改善や、生きていることを実感できる、などの良い効果を与えるといわれています。

2010年の研究では、日本国内24箇所の森で森林浴に参加した被験者は、都会でウォーキングした人よりも、血圧や心拍数が下がったことがわかっていて、米国やフィンランドでも類似した結果がでています。

他の研究でも、森林浴で免疫システムが活性化することが報告されています。ナチュラルキラー細胞が人間の身体に悪い影響を与える物質を選んで攻撃することが判って以来、ナチュラルキラー細胞を増やすにはどうすればいいか調べられてきました。日本のビジネスマンを対象に行われた調査によれば、森を歩いた後、体に悪影響を及ぼす物資を退治するナチュラルキラー細胞が40%増加し、1ヶ月後の追加調査でも、依然として基準値よりも15%高い数値を維持したというのです。

また、トロント大学のマーク・バーマン氏の研究で、森林浴をすると認知テストの成績が20%も上がったり、その他の調査でも、自然と触れ合うことが心身の健康をもたらすことは、コルチゾール値、心拍数、そして血圧といった客観的指数によって効果が証明されています。

森と森泊の効果について

 医学博士であり脳の学校代表である加藤俊徳氏によると、脳というのは使えば使う程、良くなるというのです。加藤氏によれば、脳を鍛えたければ、自然の中で活動する事だと断言しています。そして脳を鍛えれば物の見方までかわり、人生に変化が訪れるというのです。

米ユタ大学の認知心理学者デビッド・ストレイヤー氏は、「3日効果」と名付けたアイディアについて、次のように語っています。人間の脳は疲れ知らずの機械ではなく、簡単に疲弊してしまう。しかし、日常の雑務を中断して自然環境に身を置けば、元気を取り戻せるだけでなく、知的能力も向上するというのです。手つかずの自然で3日間キャンプしながら歩き回ったグループでは、それ以前と比べて、問題を創造的に解決する能力が5割も高まったという研究結果が出たといいます。


今、ストレイヤーほか世界の研究者たちが、自然が人間の脳や体にもたらす影響について調べています。すでに、肥満やうつ病、近視といった健康上の問題と、屋内で過ごす時間との間には、はっきりした関連が認められているのです。神経科学と心理学の進歩によって、ストレスホルモンや心拍数、脳波などから、人間が自然の中で過ごしているときに起きる重要な変化が明らかになってきています。