頑張らないというのは、何かの（意念とか）チカラを使わないということです。何もしないということではありませんのであしからず。
 
よく意図することが大事だという様に言われます。それはそうなんですが、ここも注意する点があります。
 
 
Aという意図を持って行動したのに、結果はA'だった（もしくはB）というような事ってありませんか？　それを努力不足だとか、力が足りなかったのように考えるのが普通なのでしょうが、これ、実は違います。
 
頭で考えているからです。
 
思考が起こるとエネルギーの流れが滞り、そこに問題が発生する、でしたね。
 
 
頭で考えると、本来の意図の他に余計な「想い」「期待」「欲」が入り込みます。これがノイズですね。これがあると、物事は明後日の方向に向かって行ってしまう。多くの場合、意図したこととはずれる事が起こる（ここダブルミーニングですよ！）。
 
これを、最近経験したことを例にとって説明します。
 
 
森に行くとヒトの集合意識からの解除が起こる。のですが、それを意図していくと起こらなかったりする。それは純粋な意図ではなかったからなんですね、余計なモノがくっついていた不純な意図だった。
 
例えば、集合意識から外れる　→　思考もなくなる　→　悟る！　→　すげえ！　→　人から一目置かれるぞ！！　みたいな。
 
なので、森に行く場合、そういうことを一切置いておいて、純粋に子供のように森を楽しむことだけを意図していった方が良い。その方が、勝手に集合意識から離脱するという結果を得やすい。
 
 森林 One Day Retreatでの参加者の感想です。

本当に 予想以上の体験で…
凄い場でしたねーっ‼️

こんな 究極の癒しがあるなんて(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 驚きでした♬

精霊にも会えたし、帰りたくなかった〜（笑）

今度は 晴れた日の森に 行きたいな (^-^)

 
 この方の場合、森への道すがら、ちらっと、「森へ充電しに行くというのは分かりやすく表現しているだけで、実際はリセット」という話と、リセットとは集合意識からの離脱なんですとだけお伝えしたのですが、その後の大雨でタープ張ったりなんだりで大変で、僕自身もそのことをすっかり忘れていたのが良かったのでしょう。すばらしい体験をして頂けました。
 
これが、「集合意識から離脱するぞ。集合意識から離脱するぞ・・・」とどこかのナントカ教みたいに頑張っていると、これは洗脳に似て「信じている」という状態になるだけなので、全く逆効果（エネルギー的にもノイズが発生しまくりですし）。・・・これも逆説的ですね。
 
そう、つまり、プロセスが逆なのですね。
 
集合意識から離脱しようとして　→　森へ行く　のではなくて、
森へ行った　→　集合意識から離脱した　なのです。
 
これを掴むのに結構な回数を重ねてしまいました。トライ＆エラーというより、エラーの連続で、なぜなら最初の感覚を追い求めていたのですが、坂本敬行さんや、吉野太さんとの会話で、全然別の話をしながらその事に気づかせていただいたということで、感謝です！
 
力を抜いて、今ここを楽しむ。森にいるなら森を楽しむ。それが一番の近道だったということです。
 
ついでにいうなら、自分の力で集合意識から離脱するのではなく、森にまかせておけば良いです。力を抜いていれば、ただそこに在るようにすれば、後は森がやってくれますから。
 
 
肚から素直に動けばこういう問題は起きなかったのにね。