思考から脱し感覚へ、感覚から超感覚へ、そしてより本来の自分へと魂に目覚め、覚醒し、多次元感覚にシフトし続ける!

魂の自分で生きる

 
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クラミネ

KURAMINE

徳間書店刊「クラミネ」

クラミネ 徳間書店刊

明石散人氏と富樫倫太郎氏が手放しで誉め上げた!

 
 
何と、恐ろしく、おぞましく、しかも、悲しい物語なのであろうか。
結末のカタルシスに至るまで、一瞬たりともページをめくるのを止めることができない。
人の心の闇を、これほど切実に、赤裸々に解剖した小説には滅多に出会えるものではない。
 

富樫倫太郎 氏(陰陽寮シリーズで有名な人気作家)

 
いきなりこうした完璧な作品の形を持って現実に提出されると、やはり驚嘆せざるを得ない。

明石散人 氏(京極夏彦氏を世に送り出した、通称「築地の明石先生」)

 
 

書評

BOOK REVIEW

週刊文春 6月12日号 ミステリーレビューに、「クラミネ」の書評が出ました!



「クラミネ」は残酷・猟奇趣味の電脳ゲームで知られる美形の人気クリエーターが婚約者と旅したバリで神秘体験を味わうが、その間日本では同僚の女性が彼の販売直前のゲームそのままの無惨な方法で殺される。 帰国後、彼の身辺にも殺人鬼が…。

エキセントリックな主人公も捜査陣も神出鬼没の犯人に翻弄されるサイコサスペンスな展開はありがちだが、幻視やサイコメトリー等モダンホラー趣向をちりばめ、ディーン・R・クーンツ直系のスピーディな語り口で一気に読ませる。 いわゆる即戦力の書き手で、今後の活躍に期待。
 

香山二三郎氏 評

 
 

活字倶楽部 7月25日号 に「クラミネ」の書評が出ました!

 
・・・数々の謎が次から次へと押し寄せ最後まで読者を引きつけてくれる優れたホラー・ミステリー。 この内容でこの価格は非常にお得ですぞ! ノベルズ万歳!
 
 

ストーリー

STORY

俺は田辺和人、ゲームクリエイターだ。 俺の作るゲームは全て記録的な大ヒット、おかげで完成間近の新作ゲームは予約だけで新記録達成間違い無しだ。 それもそのはず、猟奇殺人犯を主人公とするこのゲームは、俺の集大成と言っても良い内容なのだから。  ところが、ある日を境に「現実」が変容を始めてしまったのだ。 それも、全く予想もしなかった方向に。

俺がゲーム用に創造したその殺人鬼が、ゲームの世界を越えて現実の世界に出てきてしまったのだ! やつは不可能犯罪を次々と続け、ついには俺の婚約者、純子までもが、その毒牙の餌食となってしまった! やつの目的は一体何なのだ! 何のために無関係な人々を殺めていくのだ?! そして、やつが殺人現場に残すその「署名」には、一体どんな秘密が隠されているのか! 目撃証言とプロファイリングの犯人像が食い違うのは何故か? そして片桐の遺した暗号ファイルには何が記されているのか?

俺は、ITやインターネットを駆使し、残された「鍵」を使って「やつ」を追い詰めようと孤軍奮闘する。 警察などはあてにならない、「やつ」を捕まえられるのは作者であるこの俺だけなのだから! だが、そんな俺を嘲笑うかのごとく、徐々に「やつ」は俺に近づいてきている。 「やつ」は俺に復讐しようとしているのだろうか、 「やつ」の創造主たるこの俺に!

「現実」が変容を遂げて行く。 TVのワイドショーでは純子の怨霊が出たと騒いでいるが、俺はそんな非現実的な事など信じない。 だが、その「現実」とは何なのだろう? 俺の経験している「現実」と、他の人の経験する「現実」は同じなのだろうか? それとも全く別物なのだろうか? ああ、「やつ」の足音が聞こえる! とうとう俺も殺されてしまうのだろうか? 俺は、自分の創造物に殺されてしまうのか…?

 
驚愕のラストまで、あなたはページを繰る手を止められない!
かつて無い衝撃が、感動のフィナーレを奏でるまで!

舞台裏

BACK STAGE

クラミネ、その舞台背景

 
クラミネは、2003年6月の出来事です。 ですから、ほんのちょっと未来の出来事ということになります。 でも、この世界では戦争は始まっていません。 主に出てくる場所は、田辺和人のマンションと麻布署のある六本木界隈です。 新宿、千葉、横浜、等も出てきますが、詳しい立地条件などは意図的にぼかしてあります。 「この物語はフィクションですので、…云々」ですから、全ては創作です。 もちろんモデルとして使った建物、店などは存在しますので、知っている方は「ああ、あそこだ…!」と、一人、笑いを浮かべて楽しんでいただければ宜しいかと存じます。 実際には存在しない部分とかもありますので、なぜその部分を付け足さねばならなかったかなど、推理してみるのも一興だと思います。 それと、実在の地名が伏線になっている事もありますからご注意を。

この物語では、「心の闇」を描くことが主眼だったので、警察組織等の描写など、七面倒な部分は抜かしてあります。 なるべくリアルな世界を描きたかったのですが、余計な説明はスピード感を殺ぐので。 その代わり…、ホラー映画などを見ていると、「あーっ! なんで、そんなことするかなあ!」とか、「そこにいるってわかってるんだから、逃げちゃえばいいのに!」とかって良くありますよね、そういうご都合主義的な展開は極力排除しました。 登場人物達は、ある必然性を持って行動しています。 後は読んでからのお楽しみですが、最後に一つだけ。 犯人はとても意外な人物です。 勿論登場人物の中の一人です。 スーパーナチュラルな存在が起こした犯罪ではありません。 誰が犯人か当ててみて下さい。
 
 

クラミネ、その心理的背景


「ペルソナ(仮面)」・・・・・社会に適応するために付ける「仮面」
「シャドウ(影)」......人格の陰の側面「もう一人の自分」
「トリック・スター」.....秩序を逸脱し変化を生む「悪戯」者「負の英雄」
 
ユング心理学における元型(アーキタイプ)と呼ばれる心理的概念が「クラミネ」のベースになっています。 誰にでも、どうしても好きになれない苦手な人がいると思います。 そして、実はこの苦手な相手には、ある法則が隠されている事があるのです。 齋藤勇(立正大学心理学教授)によれば、『シャドウ(影)とは自分にとって気に入らない部分。 自分の嫌な部分を相手に投影し、相手に対して嫌悪感をいだく深層心理のメカニズム』 ということです。

シャドウとは、自分では意識していない影の人格の事。 すなわち、もう一人の自分です。 人は、自分の気に入らない部分が相手に現れると、まるで自分を見ているようで相手に嫌悪感を持ってしまうのです。  例えば、はっきりしない人が嫌いという場合:実はその裏側には、実は自分にもはっきりしない部分があり、そんな自分が心の奥底では嫌でたまらないため、同じ面を持つ人を見ると嫌いになってしまう場合がありえます。 また、 ずうずうしい人が嫌いという場合:何事も1人でやらなければ気が済まないという固定観念や、人に甘える事が出来ないといったコンプレックスの裏返しである可能性も。 つまり、相手の嫌な部分というのは、ある意味自分自身の欠点やコンプレックスであるという可能性があるのです。

これらの概念から、「クラミネ」は生まれました。 物語は、この概念をベースに複雑に絡み合っていきます。 誰がどんなペルソナ・シャドウを持っているのか、それが解き明かされた時に一体何が起きてしまうのか? 後は読んでのお楽しみです!
 
 

「クラミネ:Into Darkness=ID File.01」誕生の経緯


「クラミネ」には、その大元となった原型のストーリーがあります。  当初のタイトルは「暗き闇の淵より」で、主人公は元FBIの凄腕女性心理プロファイラーでした。 ところが彼女はあまりに凄腕すぎて、追っているはずの殺人犯になりきってしまい、その犯人を追いつめたあげく惨殺してしまいます。 その事件が引き金となりFBIから追い出されてしまったという経歴の持ち主で、現在は「マインドハンター」として私立探偵の様な事をやっているという、通称「黒猫」が活躍するヒロイック・ミステリーだったのです。 追う者も追われる者も、双方とも心に傷を負っている。 殺人犯の心の闇を克明に追い、プロファイリングを駆使して犯人像を練り上げ、最終的には犯人になりきって行動し足取りを追うという「マインドハンティング」をスリリングに描く連続活劇…のはずだったのですが、 「今時、FBIってのは子供っぽいでしょう」という意見により、あえなくボツ、全面改稿となりました。 ついでに、「ホラーで行こう」という事になったわけです。

「クラミネ」のサブタイトル「Into Darkness=ID File.01」はその名残で、「マインドハンティングによってアイデンティティを変えて行く、心の闇に向かって」という事を表しています。 IDというのは、個人証明書の事で、Into Darknessの頭文字とかけてあります。
(この「黒猫シリーズ」は、個人的にかなり気に入っているので、どこか書かせてくれませんでしょうか(^^;? アニメ化、映画化もいけると思うんですが…。)

そして、登場キャラクターも一新(残ったのは、田辺和人、山賀と佐藤の刑事コンビぐらい)し、物語の基本骨格だけ使い、後は全て書き直して出来上がったのが「クラミネ」です。 脱稿時に25万字、400字詰めで1000枚以上という長編でした。 最終的には3割ほど削ってありますが(物語のスピードアップと、ノベルスのページ数の関係で)、それだけに、文字通り「休む暇もない」怒濤のジェットコースター小説になったと思います。

ホラーはホラーなのですが、救いようのない物語って個人的に好きじゃないので、感動のエンディングは勿論用意させていただきました。 僕自身が校正の度に読んで泣いちゃうぐらい美しいです。 ホラー+ミステリー+本格推理+著述トリック+どんでん返しの連続。 良くこれだけ詰め込めたなあと自分ながら驚いています。 というか、これだけの道具立てが揃わないと完成しなかった大仕掛けの、これはもう本当に文句ないエンターテイメント大作でしょう。 ←と自分で言っておく
 

もう一つの「クラミネ」 表紙イメージの変遷

 
本の表紙というのは、特にエンターテイメント系にとって、重要なアイキャッチの役割を担っています。
 
実際には使用されなかった表紙イメージをここに初公開します。
 

 
STYLE 01
クラミネが完成するまで何かとお世話になったのが、加戸谷隆斗君。 俳優(TV「うちの子に限って」etc)である彼に、人物造形のアドバイザーのような役割を担ってもらいました。

そのついで?に描いて貰ったのが、このタイトル画です。 かなり初期の、まだ書き始めの頃のイメージですね。 「山があって、血が垂れてて…」というおおざっぱなイメージを元に、こんな画を仕上げてくれました。 この画のおかげで、出版するという具体的なイメージがつかめたので、僕にとっては大変思い出深いものがあります。

上の方にある「masumi Kodama @LOVE」のロゴも隆斗の作品です。
 
 

 
STYLE 02
「暗き闇の淵より」というタイトルが長すぎるという事で、もっと簡単にしようと考えたのが「連鎖」。 それと同時に、隆斗にもう一度タイトル画を描いて貰ったのがこれです。

今度は原稿を読んで貰って(でもまだ完成はしていなかった)、任せっきりで描いて貰ったのですが、いかにも隆斗っぽい作品に仕上げてくれました。 実物はかなりbit数が大きいので、皆さんにお見せできないのが残念ですが、すごく綺麗です。

かなりこの絵は気に入っているので、いつかは隆斗に表紙をお願いしたいなと思っています。
 
 

 
STYLE 03
殆ど最終稿の段階で編集から提示された表紙がこれです。 ちょっと真ん中の抜け具合が気になりますが、雰囲気は出ていて良いかも、です。

この時点で、タイトルは「クラミネ」に決定していました。 意味がわからなくって、何となく謎っぽい、ホラーにぴったりの題名だと思っています。 語呂も良いし。

で、てっきりこれで行くのかと思ったら…
 

 
最終稿
このようになりました。

真ん中の抜けた感じもなくなり、得体の知れない怪物が、暗闇の底からこの世に出てきているかのような感じが良く出ています。

実物はもっと綺麗ですから、皆さんお手に取って確かめて下さいね!
 
 
 
 

さて、その加戸谷隆斗君からこんなメッセージが届きました。

買いました!
んで、読み終わりました! たった今!(朝だよ....)
シナリオにかかりっきりでしたので、いい刺激になりましたよ!

僕は実は執筆初期のゲラを読ませてもらっていたので、内容を知っているはずだったのですが、一気に読めちゃいましたね!
さすが最終稿。よくあれだけの要素をまとめましたね、素晴らしい。
とにかく、濃い処女作でデビューを飾ったね! ぐれいと!ぐれいと!

みなさんも読んでみてください。 で、ダメ出し大会をここで(笑) ウソウソ。
でも、フィードバックは本人も糧となりますでしょうから、感じたことなどメールでもしてあげてください。

横浜の有隣堂では「クラミネ」が平積みになっており、徳間ノベルズの中では一番へこんでいたよ(つまりはけてた)!
表紙はこれがいいね、やはり。女性が描いてらっしゃるようだけども、それもあの世界観を表すのにプラスになってるような気がする。とにかく、この奥行き感は僕には出せないものです。

次回作も期待してるよ!

感想

IMPRESSIONS

クラミネを読まれた方の感想

 
酔陽亭の陽子さんが、素敵なレビューを酩酊本処にアップしていて下さいました。 ありがとうございます(^^ 陽子さんのご許可を得て転載いたします。

**************

田辺和人は売れっ子ゲームクリエイター。今まで彼が手がけたゲームはヒットを飛ばし、完成間近の新作も売上新記録間違いなし。このゲームの内容は猟奇殺人犯が主人公。凄惨な猟奇殺人に目くじらを立てる人間が出てこようと、面白いゲームは売れると自信満々。この世の春を謳歌する田辺は無理やりそりの合わない上司から有給休暇をもぎ取り、美しい婚約者・純子とバリ島へ婚前旅行と洒落込む。しあわせいっぱいの田辺のもとへ上司から不吉な電話が入り、田辺の現実が変容を始める。それはまさしく田辺が創造した新作の主人公の殺人鬼が、ゲームの世界を越えて現実の世界に踊り出てきてしまったかのようだ。田辺の周りで起こる連続殺人。愛する純子まで殺されてしまう。失意の田辺はゲームをまねた「署名」を残す殺人鬼を追い詰めようとするのだが・・・。

 ううーん、面白いっv あちこちで面白いジェットコースターホラーだと噂を耳にしていたのですごく読みたかった一冊です。今日まさしく最後のページまであっと言う間に読んでしまいました。主人公が人気のゲームクリエーターで、しかも黒を基調にしたファッションに身を包む中性的な美青年! 現実とゲームの世界が入り乱れ、なんだか不思議な世界が出来上がっています。私はゲームをしないのですが、このゲームはやってみたいと思いました。はまってしまうだろうなぁ。残酷なゲームや映画や漫画などなどは少年犯罪等が起こると必ず槍玉にあげられてしまいますが、フィクションをフィクションとして楽しめない(本気にしてしまう)人はもともとどこかが壊れていて、ゲームなどのせいではない気がします。
 この物語は、登場人物たちがとてもいいキャラクターなので凄惨な事件の中にもいい味が出ています(言い回しが変かしら)。意外なようで意外でないオチかもしれませんが、最後までじゅうぶん楽しめます。オススメ^^v

 「俺は、現実を変えていくのは人間にしかできない事だと思っている。それだけ人間の力は大きいと思っているのさ。だって、運命で全てが決まってしまっているのだったら、人間の意志など必要なくなってしまうじゃないか」

岡山県 女性
 



「クラミネ」、読み終わってしまいました-(淋しい)。私はいつも気に入った本の世界に浸かってしまうと終わりの頃「このキャラクタ-達とももうお別れか・・」と淋しい気持ちになります。
山賀さんが一番好きです。やまが、ですよね?私には初めて聞く姓です。
HPで皆さんのクラミネの感想を読んでいると、「気持ち悪い」「眠れない」などあるので、もっとえげつない内容かと(笑)
しかしとんでもない、私にはとても、何と言うか、正統派なミステリに思えました。

正直な所、バリ島の辺りですでに「この田辺って人は容姿端麗、才能もあって、出来すぎててかえってぁ ゃι ぃな と思っていましたのですが、そんな一口には語れない展開、人間関係は私のちっぽけな想像力や知識の及ぶ所ではありませんでした。

それにしても警察の捜査状況など、非常に描写が細かいのですが何か参考にされているのですか。それとも先生の知識で書かれているのでしょうか。私はよく「FBI心理捜査官」だの、P・コ-ンウェルの女検屍官シリ-ズなど好んで読みますが、そこで得た知識を自分で消化して肉付けして、先生の様にとても文章は書けません。この作品がデビュ-作とは思えないですね-! いつも私が読んでいるベテラン作家と同じ感覚で読んで楽しめました。
ジョン・ソ-ルなどは、最初から最後まで陰惨で救い様が無いですけど、私はやはり本来「クラミネ」の様に希望の持てる終わり方が好きです。幼児虐待についても書かれていましたが、先生、なるべく今後も小さい子や赤ちゃんは物語の中で殺さないようお願い致します(笑)

子宮の中に眼球、というシ-ンが出てきましたが、私はバタイユの「眼球譚」を思い出しました。あの場合は少女が局部に眼球を押し込んで快楽にふけるという、胎内回帰とは関係のないものでしたが・・。

こういった感じで久しぶりにじっくりと長編小説を楽しみました。出来れば山賀、佐藤、龍堂のメンバ-でまた、お話を書いて頂けたらとても嬉しいです。シリ-ズになったりして!

うちは夫婦で本好きですが沢山の蔵書の中でノベルズの数はとても少ないです。主人の好きな田中芳樹、菊池秀行、門田泰明の黒豹シリ-ズくらいのものです。これを機にまた色々とノベルズに手を出そうと思います。

では大変長くなりました。ここまで読んでいただけたら有難いです!今後もまた、作品を楽しみにしています。@LOVEも読み途中なのですが、本にならないでしょうか。
それでは失礼します。

東京都 女性





「クラミネ」ぐぐっと引き込まれ、興奮右上がりに読破しました。ジャンルは違いますが、
京極夏彦さん真っ青では!後日読後感メールしますね。それにしても多岐に渡りお詳しので驚きました。

東京都 男性


出張の合間に、「クラミネ」読んでます。
面白いです! かなり引き込まれてます。
今ちょうど半分くらいです。
もったいないので、我慢して少しずつ読んでます(笑)

大阪府 男性


「クラミネ」ホントおもしろかったです。
私は、結構、遅読なんですが、本当にあっと言う間に読み終えてしまった感じです。

ちょっと興奮気味で何から、どお書いていいやら。
何が良かったかというと、最後に謎がちゃんと解明されるところかな。
それから、読んでいる時はただの背景描写かと思っていたのが、後で、
「あれは、ここの布石だったのか」とか「ほー、こう繋がるかぁ」って気が付くたびに、
何かを発見したような喜びを覚えました。

サイコメトリー(コレが出て来てから田辺和人が松岡とダブルように・・・(笑))が出てきた時は、
「この先、安っぽい話になりはしないか」と、正直、心配になりましたが(展開が苦しいと、
都合の良い超能力が出てきて、解決ってのは勘弁ですよね)、ストーリーの展開が速く、
早く先に進みたい気持ちが勝ってた所為か、例えただのサイコメトラーだとしても、
あまり不自然でなく、許せちゃったかもしれないです。
でも、ビリー・ミリガンで免疫があった為か、最後も妙に納得。
ただの怖くて不思議な話で終わらず、幼児虐待というタイムリーな警告で終わっている所も憎いですね。

余談ですが、何となく山賀さん達とお別れは寂しい感じがして
「シリーズ化になったらいいな」なんて思いました。

ああ、もっと私に表現力(文才)があったら良かったのに。


P.S 一作目からこんなに凄いの書いちゃって、次は大丈夫かが心配です(笑)

東京都 男性




今読んでます。通勤時間にしか読めないのが残念です。
時間があれば一気に読めるのに・・・。

途中ですが、凄く面白いです。引き込まれますね。
色々と書きたいけど、これから読む人もいるでしょうから、遠慮しておきます。

あー早く仕事を終えて続きを読みたい・・・(^^;

東京都 男性




御本人に感想なんて緊張します。・・・一気にドキドキしながら読ませていただきました。ページの残りが少なくなるのが寂しかったくらいです。もっと読みたい、続編はあるのかなと。
本の中にぐいぐい引き込まれました。あまりのリアルさに食事の後に読まない方がよかったなと思ったりもしましたが。(リアルなのはいつもお仕事で臓器を見ていらっしゃるとか?)
頭の中にすぐ映像となって、まるで映画を見ているようにストーリーを追う事ができたのが不思議な体験でした。
ステキな本を ありがとうございました。(文春も見ました!)

次回作が今からとても楽しみです。
次回作の発売が決まったらぜひぜひ教えてください。よろしくお願いします。

秋田県 女性




さて、今回「クラミネ」手にしたとき一体クラミネって何?と思いました。これは読めば分かるだろうとおもい読み始めたのです。実に結果は効果的でした。最初からぐぐっと引き込む手腕は流石です。

普通は途中の中だるみがあるものですが、「クラミネ」に関してはそのまま右上がりで最後まで突っ走りましたね。プロファイリングやPCネットワーク関連の知識は生半可なものではなく専門的で、納得のいく書き込みで脱帽です。

最初に犯人は○○と思ったのですが、途中△△の出現で実際に△△を疑いはじめました。これは真澄さんの思うつぼなんでしょうね。実に骨太の作品で読み応えのある作品だとおもいます。

いやあ、本当に楽しい本を読ませていただきました。

映画化されてもいい映画が撮れそうです。次回作品がとても楽しみになってきました。
2作目は真価が問われると思いますが、期待してますよ。

「クラミネ」の成功と今後の活躍応援させていただきます。

東京都 男性






「ホラー嫌い」を超えてクラミネ一気読みしたぞ(笑)。
登場人物もすてきだったけど、話の展開がもう最高です。次回作ぜひ読みたいです。

大阪府 女性

 

 
昨日の行き帰りの新幹線三時間で読み終えましたよ。
ホラーは好きなんですがこのジャンルはあまり読んだ事がないのです、しかし良い感じのスピード感でね、一気に読み終えました。 面白かったですよ。 苦言を呈する事があるなら、説明が冗長すぎる部分があり、つっかかるんです。 そんな事ぐらいかな。

龍堂、山賀コンビの次の事件簿を期待しています。
あれ良いコンビじゃないですかマジにね。

男性


クラミネ、読んだよ!
いや~、怖かったです。やられました。
私、怖いの、ダメな人なんですが、思わず最後まで読んでしまいました。
おかげで、しばらく暗闇が怖かったです!パソコンの画面も、、(^^;
徳島 女性

 

 
「ねころんで読書」のhiroseさんが、クラミネの書評を書いて下さいました。 詳細はこちら。 hiroseさん、ありがとうございます!

 

 
これって、ダリオ・アルジェントですね! 私も「サスペリア」世代(決して一人では見ないで下さい、っていうあのキャッチコピーを思わず想い出しました)なので、懐かしくて思わず一気読みしてしまいました。 物語が二転三転するところはスリル満点で、もうほんと、これ映画で見たいです! できれば、ダリオ・アルジェントに監督してもらいたいですね。 サスペリアよもう一度!

東京都 男性

 

 
実に新しいですね。 怖くて、面白くて、ハッピーエンドで。

ミステリーとしても新しい展開の仕方でした。
ええ??こんなのあり?みたいな。
だから余計シャドウが浮き彫りされるというか・・・
ってこれ以上書いたらダメですね。

東京都 女性




昨日、クラミネ、読み終わりました。
ミステリーなんて、高校のときのアガサクリスティ一冊しか読んだことなくて、慣れてないから、怖かった。
もちろん、ホラーも読んだことなくて・・・。

気持ち悪くなりながらも、おもしろいから、早く先が知りたくて、読み進めたいのだけど、怖くて、夜は読めなくて、昼間の明るいうちに読みました。だから3日かかりました。
新しいジャンルの本を、そして新しい感覚を、開拓してもらったって感じがしてます。

「クラミネ」がバンバン売れたら、私達の持っているトラウマを次世代に引き継ぐことにブレーキがかかる。
今後の活躍も、楽しみです。

大阪府 女性

 

 
母親の愛が起因してるという結末
母親の端っくれとしては、身につまされる思いでした。
愛、いまだによくわかりませんが、子供に対しては
触れて抱きしめる、これに勝る行為はないですね。
もう抱っこもできなくなった今頃、こんな当たり前の事に気付いてます。
総合的には、マイクル・クライトンも真ッツァオ! です。

名古屋市 女性
 

 
ほんとに一気に読めましたよ。 もう面白くって、先を早く知りたくて、気付いたら夜中の4時でした。 映像が頭の中に浮かぶ文章ですね。 おかげでトイレに行けなくって困りました。

川崎市 男性

 

 
猟奇的なミステリーってドロドロの闇を提示するのみというのが、多いような気がするんですけど、『クラミネ』の場合は、エピローグで読者に希望を持たせるように終っているところがいいですね。 ほんとに一気に読めちゃいます。

東京都 女性

 

 
クラミネいいですね。休みの日だというのに家族サービスそっちのけで2時間あまりで読み終わりました。いい意味で期待を裏切ってくれなおかつ深い味わいのある小説でした。次回作楽しみにしています。

東京都 男性

 


 

ネットで書評サイト「Woodstock1979」を運営していらっしゃる紅蓮魔さんが、クラミネの書評をして下さいました。 以下、紅蓮魔さんのご許可を頂きましたので転載します。

*********************** 

どもども皆さん、こんばんは。
 本日は児玉真澄『クラミネ』(トクマ・ノベルズ)の感想をお送りいたしましょう。

 当代一の売れっ子美形ゲームクリエイター・田辺和人は、婚約者・小山純子との婚前旅行でバリ島を訪れる。田辺はバロンダンス会場で聴いたガムランの音に失神。それを境に、見に覚えの無いおぞましいフラッシュバックが彼を襲うようになる。その田辺の元に、彼の作った販売前のゲームに登場する殺人鬼のやり口を模倣した殺人事件が発生したと連絡が入った。間髪置かず、連続猟奇殺人へと発展するゲームの模倣。
 殺人鬼は、ゲームの中から現実の世界へと飛び出してきたのか?それとも、田辺に恨みを持つ者の犯行なのか?

 ということで、ノンストップホラー小説と銘打たれていて、実際その通りなのですが、それだけでは説明できない要素も含んだ作品であると言えます。その最たるものとして、この作品は本格ミステリとしての要素も持ち合わせていることが言えるかと。至る所に張られた伏線が、クライマックスに於いて収束し、読者が抱くであろう謎を解明させる手際は、まさしく本格ミステリの手法そのものです。 ただ、この作品の前提はホラーですので、本格ミステリそのものを求めるのは少し違うかと。ど真ん中の本格というよりは、ホラーの要素を生かすために本格の手法を借りたというか。

 ホラー小説というのは文章だけで読者に恐怖を与えなければならない訳で、その際、どのような手法を講じるかで印象も変わってきますがこの作品に関して言うと、文章で読者に視覚的なアプローチから恐怖を喚起させようとしているように見受けられます。この辺りは、友成純一作品を思わせるものでしょうか。殺人鬼が人体を切り刻んで行く描写、田辺が襲われるフラッシュバックの場面等で特に強く感じました。友成作品ほどグロくはないですが、割とエグかったように思います。
 それだけではなく、心理的な面でもいかに読者を怖がらせるかという点に重点が置かれていますね。

 この作品の大きなポイントが、連続猟奇殺人に於ける犯人の正体。提示される謎が不可解な上、二転三転するため全体の四分の三辺りまではまるで掴み所を見出せませんでしたね。
 ミステリではなくホラー作品なので詳しい言及は避けますが、上に記した通り本格ミステリの手法を取り入れているためか、ホラー作品にしては珍しく論理的な解決を見ます。これは、一読者として納得した、ということだと受け取ってください。
 伏線の張り方、ロジックの扱い方には幾分の難が見られますが、元々がホラー作品ですし、破綻もせずにまとまっているのであまり気にはなりません。

 新人作家のデビュー作としては、すでに完成されているのではないでしょうか。文章も書き慣れているのが読んでいて分かります。 プロファイリングやパソコン、心理学に関する知識も適切な分量で綴られていますし、アイデア、ディテールといった面でも良い意味で新人らしさが感じられないというか。 登場人物の書き分けという点もクリアーしていますし、今後も安定したクオリティの作品を送り出してくれる期待は大きいでしょう。

 自分としましては、これからこの作家さんの作品を追っていってみようかなと考えています。



****************




いやはや、これで安心して通勤時間眠れます。
(最後は歩きながら読んでましたが)

東京都 男性

 
「クラミネ」読みました。
子の昼寝につきあうつもりが、うっかり本を手に取ってしまって、
起きるまで2時間、さらに夫に起きた子どもの相手をしてもらって1時間。
3時間しおりはさむまもなくノンストップ。

すっごい怖くて、描写がやけにリアルで、なんで生きてる人間の血とか肉とか知ってるの!? ってびっくりしたくらいでした。
とりあえず、私は児玉さんが書いたというだけで買ったけど、考えあらためました。
次回作は、単なる読者(ファン)として、買わせてもらいます。

どんでん返しに次ぐ、どんでん返し、もうひっくり返りまくって、「えーっ、なんでー!!」と、叫びながら読んだよ…まったくもう。
こんなジェットコースターみたいな3時間だとは思わなかった。
1000円ぶん、じゅうぶん楽しみました。
映画と違って、本のいいところは、自分のペースで、自分の想像力の範疇で楽しめて、怖すぎてぐらぐらにならないところ。
ヘタな映画見るよりも、テレビみるよりも、うんと「エンタテインメント」な3時間でした。

次回作楽しみにしています。
はやくかいてねー!!(^^)

京都 女性

 

 
怖い怖いと聞いていたので、読み始めは怖かったのですが、途中からアレッ?って感じでどんどん引き込まれていきました。 なんか怖いだけじゃないって言うか、犯人は誰なんだろうって、ぐるんぐるん変わってゆくじゃないですか。面白くって、最後にはあのあれは真澄さんの問題提起なんですかね。すごく考えさせられました。そして感動しました!

こんな怖くて、面白くて、考えさせられる小説は今まで読んだ事がありませんでした。ありがとうございます。次回作も必ず読みます!

埼玉県 女性




「クラミネ」、一気に引き込まれて、読んでしまいました。 おかげで寝不足です。 次回作も買います!

東京都 男性




こういうの好きでよく読むのですが、この手の小説の中でダントツだと思います!

東京都 女性




クラミネ、最後までハラハラドキドキと、楽しめました。
次回作も、楽しみです。

東京都 男性

 

 
今、二度目を読んでます。 そしたら、一度目よりも怖い…。

京都 女性

 

 
やっちゃいました(汗)
一気に読んじゃいました!(合間に、家事やって・・・)

なんかなぁ~・・深かったです。「人間」。

感想なんて、書き出したら取りとめのない文章で
だらだら書きそうな文才のない私です・・・・・。
読書は、何度も読み直して理解を深めていくほうなので、
あと、数回読んで見るつもりです

東京都 女性

 

 
「クラミネ」の挑戦 

もう一回読んでみたのだけどね。

「クラミネ」という作品の魅力のひとつは、非常に挑戦的だというとこだと思うね。個人的には。

まずなによりも、読者に挑戦している感じがいいなと。

さらっとは読めないでしょう。
体力いりますよこれは。
いい映画とかもそうでさ。観る側も受け止めるだけの体力いるのよね。
よく映画館でポップコーン買ったりする人っているけど、んなもん食えてたりする余裕のある映画ってのはダメなわけでね。
ポップコーンが邪魔にならないと。つーか、忘れるぐらいでないとね。
鑑賞しながらポップコーンの手が動いてるってのは、テレビレベルなのよね。

赤川次郎とかさ、さらっと読めちゃうけども(そこが魅力なんだろうけども)、そういうお茶漬けサラサラな感じでないのが「クラミネ」なわけだ。

ステーキだねこりゃ。バターののっかった。
さらにその上にチャーシューが5枚のっかってる(笑)
こういうお腹いっぱいにしてくれるエンターティメントって、日本人が苦手とするモノでもあるのだけど。
ディズニーランドにことごとく日本の遊園地がやられちゃったみたいにさ。
うちら(伽羅・ワンカラット)のこれからの映画が目指しているのもそういった方向性だから、こういうしっかりどっしり系の作品は大歓迎だね。

ちゃんとした勤め人にはきっついかもね~~~~~これは(笑)
通勤の合間に読むのはつらいだろうなあ。

しおりをはさんだりしてはいけない作品だと思うのね、個人的には。 一気にいくと。
読み手にキャパシティと体力(そして時間)を要する作品なわけで。
けしからん小説なり(笑)

横浜市 男性

 

恐い。気持悪い。
初日と翌日は昼間読んだのに、夜豆電気消せませんでした(涙)。

読み終わった日は元電気自体消せなくて朝まで点けたままでした。

しかも、恐くて中々寝られなくて寝不足で。
なのに翌日は年寄り2人と子ども一人乗せて、
慣れない道を久振りに運転して行くという自体に落ちいって・・・

どうしてくれるんだ。

次もああいう猟奇的な感じなんですか?(恐る恐る)
もしそうなら読みたくないかも・・・

でもこんなに怖がらせているということは、成功ってことですね(複雑)。

スピリチャルな部分では、非常に共鳴するところがありました。
それと猟奇的なシーンでは、個人的な夢とシンクロするところが多々ありましたので、余計恐かったのかもしれません。
幽霊も恐いけど、幽霊は生きている人間の恐さと同じですからね。 肉体があるか無いかだけのことで。
この夢は『クラミネ』と似ている夢だったのでメールに書きましたが、他にもこういう「血や内臓が・・・」っていう夢見るんです。


スピリチャルな部分では、○○が犯人っていうところが新しいですね。
これから私たちが超える課題を提示していると思います。
今まではトラブルや問題が起こると、外に原因を探すようなところがあって、意外な人が犯人だった・・・なんて。それで「ウーン」とか言っていたけれども、それだとある程度犯人に責任を転嫁して終ってしまい、あまり能動的な感じにはなりませんよね。それで今までのミステリーは、事件が解決しても虚無感や、やり残し感があったのでしょうね。

外に見える問題が、自分の中にあると分ったとき、その時は恐いですけど、自分で何とかできるという希望が持てますね。人を変えなくいいんですから。(ただ根が深い場合は、ここに至るまでに他からの力は必要かも・・・明石先生みたいな人に)

東京都 女性

 

 
ノンストップで読んでしまいましたよ~。
最初から 最後まで 飽きずに読みました。

これは、シリーズならうれしいな。
次を待つのが 大好きだから。。
怖くも 気持ち悪くもなかったよ。

個人的には、息苦しい感じが欲しかったです。
もっと、湿度が高くて 苦しい感じ。
もっと、主人公に自分をのめり込ませたかった。

それでも、出版 おめでとーございまーす!
そして、そして、ありがとー。

長野県 女性

 

 
読み始めると止まらなくなりますね~。 おかげで電車乗り過ごすところでした(^^;

まだ途中ですが、謎また謎で、この先どうなるのかワクワクどきどきです。

東京都 男性

 


 
ページをめくるたびに、ぐぐぐっと中に引き込まれて行くようで、久々に面白い小説を読んだって感じ! 最後は感動しました!

これって、映画にするともっとすごそう。

埼玉県 女性

 

 
ああ、やっぱりホラーだったのね。そんな気はしてたのですが、ミステリーだったらいいなと期待してました。苦手なんですぅ、ホラー。(ちなみに私の普段の読書ジャンルは旅行記とファンタジーです。)
数時間前まで、クラミネをホラー好きの人にこのままあげてしまおうと思ってたけど、テーマは勇気の出るエンパワー小説と作者が言うからには再挑戦だ!
で、読み始めたら、おもしろくてあっという間にクラミネ読みました。
あんなの初めてだった。 クラミネ読んだの完璧なタイミングだった。 真澄さん、すばらしい小説ありがとう。

大阪府 女性

 

 
ああ面白かった。けっこうドキドキしたし。

例のシーンは、、もっとリアルでもいいかも。ちょっと押さえ気味かもね。
長野県 男性

 

 
おはようございます♪ 児玉真澄さんのクラミネ、面白い!&怖い(^^ゞかなり想像膨らませながら、読まさせて頂きました!

とても興味引かれワクワクさせて頂きました! 次回作期待してまっていま~す!

PS:楽しかったので、すぐに読み終わりました!

東京都 女性

 

 
最後まで読んで、やっと全ての謎がとけました。 今、もう一度読み返してみています。 そしたら、あーここはそういう意味だったのかぁって(^^ ほんとにジェットコースターみたいですね!

埼玉県 女性

 

 
「クラミネ」読み終わりました。
よくできてるね。
かなりくらくらきましたよ。
こわいくていやなあ感じたっぷりきました。
真澄さんの普段の文章読んでて、こんな世界が創れるとは、びっくり。
人間おそろしや。

一番面白かったのは、エピローグかな。
あきちゃんの再生の予告。これで、世界がぐっとまた広がった感じ。

そして、いまのシステムを変えていくしかない、という明石大先生以下の意気込み。

ある意味で、この一巻は大きな物語の始まりかな、と感じました。
すぐ二巻目にかかってください!!!

成功を祈ってます。

東京都 男性

 

買いました!
んで、読み終わりました! たった今!(朝だよ....)
シナリオにかかりっきりでしたので、いい刺激になりましたよ!

僕は実は執筆初期のゲラを読ませてもらっていたので、内容を知っているはずだったのですが、一気に読めちゃいましたね!
さすが最終稿。よくあれだけの要素をまとめましたね、真澄さん。 素晴らしい。
とにかく、濃い処女作でデビューを飾ったね! ぐれいと!ぐれいと!

みなさんも読んでみてください。で、ダメ出し大会をここで(笑) ウソウソ。
でも、フィードバックは本人も糧となりますでしょうから、感じたことなどメールでもしてあげてください。

横浜の有隣堂では「クラミネ」が平積みになっており、徳間ノベルズの中では一番へこんでいたよ(つまりはけてた)!
表紙はこれがいいね、やはり。女性が描いてらっしゃるようだけども、それもあの世界観を表すのにプラスになってるような気がする。とにかく、この奥行き感は僕には出せないものです。

へ? 佐藤? いや~~~~~はは。阿部でいいですよ、阿部で(笑)
次回作も期待してるよ!
横浜市 男性

 
こわくて読めない(^^ゞ です。
東京都 男性